和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

和歌山県にある神社を総合的にご紹介【和歌山県神社庁】

和歌山県神社庁

和歌山県の総合神社紹介【和歌山県神社庁】

  1. ホーム

 


醫王神社

醫王神社 いおうじんじゃ

  • 森 和弘
  • 〒649-7115
    伊都郡かつらぎ町短野989番地
  • 0736-22-3734
  • (主祭神)醫王神 (配祀神)誉田別命 天忍穂耳命 大将軍神 菅原道真

10月17日

本殿(木造銅瓦明神造 9,9屐 社務所(木造瓦造 40屐 一ノ鳥居(石造明神鳥居)

3,152

かつらぎ町短野

当神社は、醫王薄伽大明神とも言われ、佛語より発せられた御社で、東へ約500mの位置に観音寺がある。
創建年代は不詳であるが、天正10(1582)年9月織田信長の高野攻めの時兵火に遭遇後、再建されたもので、当時の観音菩薩は高野山小田原の住人の作であると古文書で判明している。
古物に依れば創建は古く、薄伽醫王神社の別当寺として創建されたものと推定され、明治6年4月村社に列し、神佛の係わりを現わしている。
十八世紀中期 円柱 切目長押
内法長押 頭貫木鼻付 大斗絵様肘木 板軒 妻飾撥束
庇面取角柱 腰長押 虹梁形頭貫木鼻付
大斗絵様肘木 繋海老虹梁 板軒
短野の地名は狭い土地の意に由来するという。
醫王神社は『紀伊続風土記』には「醫王薄伽大名神」とあるが、創立沿革は不明である。
本殿は厚板葺の一門小社である。
正面に板扉を構え、内部は1室である。
3方の縁は、縁束を使用せずに柱から持ち出した持送りで受けている。
組物は大斗絵様肘木として、身舎平側は肘木の先端で出桁を受ける珍しい構造である。
実際には、出桁は妻飾の虹梁の尻に柄差にしており、絵様肘木に大きな荷重はかかっていない。
屋根は本来流板葺で、化粧垂木を使用せずに、桁に厚板を打っている。
小規模で、簡素な構造ながら、木鼻・組物・虹梁をおおぶりに造り、絵様も渦や若葉が大きく強く巻いてはなやかにみせている。
木鼻・虹梁の絵様から、建築年代は18世紀中期と考えられる。
境内前面の石階の耳石に寛保元年の銘があり、この頃の建立とみてよい。
また、昭和52年に修理しており、その際に彩色をやり直している。

写真情報

和歌山県神社庁  /  〒641-0022 和歌山市和歌浦南3-4-10  /  電話 073-446-5611

copyright(c)2011 WAKAYAMAKENJINJACHO. All Rights Reserved.