和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

和歌山県にある神社を総合的にご紹介【和歌山県神社庁】

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和歌山県の総合神社紹介【和歌山県神社庁】

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誠神社

誠神社 まことじんじゃ

  • 〒649-7104
    伊都郡かつらぎ町平1473-3
  • 天照大神 護国の英霊 伊邪那岐大神 伊邪那美大神 畑守大神

5月4日

当神社は、葛城山脈の大阪と和歌山の県境、畑守山に鎮座し、その地から眺める展望は素晴らしい。
草創は安政年間(1854―1859)に山腹や畑を守る神、畑守神を奉祀したのが始まりと伝えられ、昭和14年に山本勝一郎(故人)が神託を受け天照大神・伊邪那岐・伊邪那美大神・護国の英霊を勧請し、合祀されたのである。
昭和52年社務所を建仕し社を改築、同63年御遷宮を奉仕し社を建立したのである。
近年峠を越えて行きかう人々の参拝者が絶えないのである。
当神社の境内は広く畑守山道園地として誠神社への参拝者が参拝後休憩するに当り桜、つつじ、さつき、松の木等植込み景観を良くし、迷路のように縦横に歩道を造り所々に休憩場所もあり、西の方には大広場が有り、春にはあちらこちらの場所で焼肉をしたり弁当を食べたり又、カラオケ等賑わって居り本当に憩の場所になっている。
現在に至る迄は初代宮司山本勝一郎(明治17年生、当時55才)は昭和13年より当神社の発展の為身も心も捧げ毎日、日々家より急な坂道を通い続け、その当時は道路も整備されて居らず道巾も狭かったが、未だ車も近くでは無い時代であったけれども宮司は「数年後には車も走り、人も多く来て賑やかになるど」と予言するかの様に云い、乍ら家業は一切手伝わないで神道一筋に打ち込んで境内地の歩道も唐鍬等全部手作業で造ったのである。
広場作りは唐鍬、鍬、手箕等で何年もの年月をかけ造り、その間春から夏にかけ桜やつつじ等の下草を鎌で全部一人で刈り、また、90才近く迄、誠神社、畑守山遊園の管理に務めたのである。
信仰心と云う物は大変な力が出る物である。
初代宮司山本勝一郎は道明の命と記した石碑を畑守山遊園の一角に2代目宮司山本一之(故人)の力を借り建立し墓地を造りこの誠神社並びに畑守山遊園地を見守って居るのである。

写真情報

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