和歌山県神社庁-丹生神社にうじんじゃ-

〒648-0403
伊都郡高野町上筒香330
丹生都比売命

厳島神社　竈神社　牛頭天王社

10月10日（10月第2月曜日「体育の日」）

本殿（木造銅板葺春日造　3,3㎡）拝殿（木造銅板葺　20㎡）鳥居（石造明神鳥居）

1,937㎡

高野町上筒香

筒香は『播馬国風土記』逸文に、神功皇后が三韓出兵のとき丹生都比売命の神託で勝利したため、同神を「紀伊国管川藤代之峯に鎮座した」と書かれている〝管川〟のことと言われ、『紀伊続風土記』には、「筒は狭き義香は河の下略にて狭谷の義なるへし」と記されている。
また同書によれば〝藤代の峯〟は「上筒香東富貴和州坂本村三村の界にて高峰なり水呑峰又石堂峰又子粒獄ともいふ…」と伝えており、現在の筒香の東、奈良県境の山付近と考えられ、かつらぎ町の丹生都比売神社の旧鎮座地とされる。
当社の創建は不詳だが、『紀伊続風土記』の上筒香村の項で、一村の氏神として丹生四社明神社（現丹生神社）をあげ、境内周り3町半で、本社（9尺5寸）、末社2社、舞台があると記している。
明治6年村社となる。
平成2年の遷宮で、本殿修理、社務所と拝殿の合併、改築鳥居・手水舎の改修、境内地の整備などを行った。
なお本殿前の石段には宝暦12（1763）年の銘がある。

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和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

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