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和歌山県の総合神社紹介【和歌山県神社庁】

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若宮八幡神社(紀三井寺)

若宮八幡神社(紀三井寺) わかみやはちまんじんじゃ (きみいでら)

  • 〒641-0012
    和歌山市紀三井寺1005番地
  • (主祭神)誉田別尊 (合祀神)火産霊神 庭津日神 (配祀神)須佐之男命 菅原道真公

八坂神社 天満宮 忠魂碑

10月23日

特別渡御(御神輿渡幸に短冊御輿が先導)

御鏡(台付 経33㎝の円型鉄製で鶴亀の様な紋様あり 作者松置豊後守の銘あり 製造年月日不明)

本殿(木造檜皮葺大社造 3,3㎡) 式殿(木造銅板葺合掌造 40㎡) 拝殿(木造瓦葺平屋造 38㎡) 社務所兼集会所(瓦葺木造入母屋造 86,6㎡) 御供所(鉄骨トタン葺平屋 13,2㎡) 神輿庫及祭具格納庫(鉄骨トタン葺平屋 23,8㎡) 一ノ鳥居(木造八幡鳥居)

634㎡

紀三井寺地区

当神社は、紀三井寺の若宮八幡神社の御由緒について『紀伊続風土記』によると、紀三井寺村は昔、村を二分し南北に神社があり、既存する釈迦橋より南は若宮八幡を、北は牛頭天王を祀り共に祭礼は9月4日であったとある。
当地、旧紀三井寺村は、日前宮の神領地であったので、本来ならば日前宮を産土神とするべきであったが、もともと紀三井寺の金剛宝寺にお仕えしていた供僧たちによって、形成された村であるため、金剛宝寺の鎮守神であった若宮八幡神社と牛頭天王を産土神にしたとある。
このことから、当社は紀三井寺金剛宝寺の開創と同時の宝亀元(770)年に、或はそれ以前よりこの地の鎮守神であらせられたとも考えられる。
以上のように紀三井寺村は若宮八幡神社、牛頭天王社を南北の産土神としてお祀りしていたが、明治初期に牛頭天王社を若宮八幡神社(現在地)に御遷座合併申し上げ、又、明治42年10月には国の神社合祀令により両社を浜宮神社境内に御遷座合祀したが、昭和25年10月浜宮神社より現在地に還御祭祀いたしている。
さらに昭和49年12月宗教法人法による宗教法人紀三井寺若宮八幡神社となる。
昭和50年10月還御25周年を記念し幣殿、社号標を新築、拝殿、鳥居の増改築を行い、又昭和63年10月幣殿の拡張工事、玉垣を新たに造り変える。
なお昭和47年御本殿の御屋根葺替えの時に発見された安永2(1772)年の御本殿新築の棟札、明和6(1764)年銘の石柱の鳥居の一部(1m)の分部を発見。
平成6年1月御本殿の御屋根葺替えした処野地板及び本柱4本・台木四隅総て朽ち、修理作業不能の為め御本殿を元通り総復元(御屋根は銅板葺)する事に決定する。
平成6年6月17日完成鎮座・同年7月16日遷座祭を行う。
解体中に宝暦12年卯月と記した壁板を見つけた。
創立-不詳

写真情報

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