和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

和歌山県にある神社を総合的にご紹介【和歌山県神社庁】

和歌山県神社庁

和歌山県の総合神社紹介【和歌山県神社庁】

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衣美須神社(雑賀崎)

衣美須神社(雑賀崎) えびすじんじゃ(さいかざき)

  • 西川 秀紀
  • 〒641-0062
    和歌山市雑賀崎1286番地
  • 073-444-0808
  • (主祭神)事代主神 (配祀神)大物主神

金比羅神社

11月2日

旧正月

本殿(木造瓦葺入母屋造) 金毘羅社(木造銅板葺流造) 石鳥居 灯篭

11,682

和歌山市雑賀崎地区

当神社の由来は詳らかでない。
古老の言、伝承から、御鎮座地は、旧雑賀ノ荘の雑賀山(現在の権現山、天神山等の名称はあるが、それらの山の総称)の西端に位置する雑賀崎の村落の中心部の位置にあたり、戦国時代に有名を馳せた雑賀党の活拠した土地である。
雑賀砦跡や上人窟(一向宗教如上人が信長に追われ身を隠したと伝えられる洞窟)等が存在するのもその証在。
『万葉集』に「木の国の さいかの浦に出で見れば 海人のともしび 浪間より見ゆ」「きの海の さいかの浦のおきつもの 春のしらしかつく 海士人」と詠まれているように、日常は漁業を主としていた。
現在も非常に活況のある漁業の町である。
従い、海の仕事を主に従事したところから、海神への畏敬を深め、守護されることの祈りが創建に至ったと思われる。
現在の神社は、江戸期に入り海運が盛んになり、それにも従事する人々が出てくるようになり、一層の神の守護を求めて、西宮社から勧請されたと伝えられている(後に田野衣美須神社へ分祀)。
最古の銘は、「寛永年」(1624〜1640)。
行事として、「旧正月」の行事を挙げることができる。
新暦が普及し生活が西欧化する中で、全国でも数少ない生活に密着した伝統行事を執り行なっている地域である。
生活に密着したとは、陰暦の正月を境に潮の温度が高くなって来る時期であり、漁業に従事する人達にとって海の移り変わりが直接に生活に結びつくからである。
旧正月の当日、夜明け直前に人々は、御饌・神酒を持参して初詣を行う。
そして各自がお参りした後、御饌・神酒と、神様を自分の船へ案内するようにして乗船して、舟御霊の神前で再び一年の安全と大漁を祈願する。
この行事は、神職の存在しない時代から伝統行事である。
夜が明けて、神前で神職と数多の産子が参列して歳旦祭を執り行ない、新しい年明けとなる。

写真情報

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