和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

和歌山県にある神社を総合的にご紹介【和歌山県神社庁】

和歌山県神社庁

和歌山県の総合神社紹介【和歌山県神社庁】

  1. ホーム

 


蛭子若宮神社

蛭子若宮神社 ひるこわかみやじんじゃ

  • 山本 眞弘
  • 〒640-8435
    和歌山市古屋267番地
  • 073-451-5915
  • 仁徳天皇 蛭子神 住吉神

10月13日

本殿(コンクリート造切妻造コロニアル葺 26,9屐 社務所(木造瓦葺 46,8屐 一ノ鳥居(石造明神鳥居) 二ノ鳥居(石造明神鳥居)

753

和歌山市古屋全域和歌山市松江の一部

『紀伊續風土記』巻之二十三、海部郡木本荘に「(小屋村)古也 田畑高 三百七十五石七升九合 家數 百十五軒 人數 五百五人 西莊の東にあり木本の分村なり 文明の頃小屋掛をして住し者留りて一村となる故に小屋の名あり 松江に接する所を土俗小屋松江といふ 元和二年民離散せし事あり 淺野家田租を軽くして逃散を召集む 寛永年中本村と分れて一村となる(中略) 住吉社 境内周三十九間 村中にあり蛭子を合祭す 木本八幡宮の攝社にて一村の産土神なり 神楽堂あり 額は李梅溪の書なり 村ノ南に若宮あり社地周四十四間住吉社の末社なり」と記されている。
この地は海に近く長大な砂洲上にあり古来漁業が盛んで、山の手の木本の住人が漁のための舟や網を保管したり休息や作業をするための小屋を作っていたので小屋という字名ができた。
その後防潮松林が完成し農業も盛んになり、鉄道も通じたのでこの地に定住する者も増加し、地名を古屋と変更した。
御祭神の蛭子神、住吉神は豊漁、航海安全を祈願するためにお祀りし、仁徳天皇は木本八幡宮の主祭神応神天皇の御子という縁でお祀りしたのだろう。
古屋地区民は明治の神社合祀令を嫌って、古屋地区だけの氏神として蛭子神社などを奉斎し続けた。
現在も氏神奉賛会を作り、木本八幡宮と蛭子若宮神社の双方を氏神として崇めている。
豊漁の感謝に「かけのうお」と称して魚を木本八幡宮にお供えする美わしい習慣が近年まで伝わっていた。
国策による住友金属の拡張で砂浜が買収されたため漁業は衰退したが、住宅地、商業地として発展している。
『日本地名大辞典』(角川書店)によると蛭子若宮神社に古くは6月30日、8月13日、11月13日の年3回神楽が上げられた。
昭和17年から和歌山市の大字、昭和53年古屋の一部が松江西三丁目、松江北六・七丁目となるが、木本八幡宮、蛭子若宮神社の氏子である。

写真情報

和歌山県神社庁  /  〒641-0022 和歌山市和歌浦南3-4-10  /  電話 073-446-5611

copyright(c)2011 WAKAYAMAKENJINJACHO. All Rights Reserved.