和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

和歌山県にある神社を総合的にご紹介【和歌山県神社庁】

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和歌山県の総合神社紹介【和歌山県神社庁】

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大神社

大神社 だいじんじゃ

  • 中山 淑文
  • 〒649-6531
    紀の川市粉河2090番地
  • 0736-73-2415
  • 天照皇大神

10月16日

大楠樹(神木 天然記念物 樹令1,000年余)

本殿(木造瓦葺流造 9,9屐 社務所(鉄筋コンクリート造平屋造49,5屐 鳥居(石造明神鳥居)

330

紀の川市粉河(北町)

当神社は粉河寺大門の近くに鎮座し創立年代は不詳であるが、天正年間藤堂高虎が、猿ヶ丘城粉河秋葉山に在城の際、氏神として崇敬された神社で、高虎が伊勢へ転封の節、現社殿を改築したと伝えられ、現在社殿の装飾の一部に室町時代彫刻の遺風が残され、更に神木と称される大楠樹が周囲を圧して聳立し、天然記念物として樹令千年余と推定され、この社が古社であることを自ずと証している。
この神社の氏子は粉河町大字粉河の北に位置する北町の住民であるが、北町は古くから粉河寺及び鎮守の産土神社との結びつきが強く、粉河祭に彩どりを添える山車運転には、この北町の山車が最初に運転されて、各町内の山車が運転されるというルールが今も守られている。
この神社には、古来より旱天続きの時、雨乞いの人形劇が奉納された。
それは江戸時代から明治初年頃まで行われたという(明治以降は行われていない)。
雨乞いデコと当時の人々に呼ばれ、大きな座のものを雇うと費用がかさむため、伊都郡九度山あたりの素人を招いたという。
デコは三ツか四ツでそれは本式のもので、題材はその時、その時に応じたものであったという。
鳴りものは箱をたたいて鳴りものとしたというから当時の庶民の心情が偲ばれる。
例祭日には投餅の行事も行うが、昔は神前でつき上げ奉納し投げたものであるが、近年は手搗きする人が少なくなり、業者による餅を奉納している。
(社叢)
境内にある樹木は、天然記念物である楠1本であるが、境内地全域を覆い、更に境外にはみ出して繁茂しこの1本の大楠で神社の森厳さを保持している。
粉河寺への観光客も、この楠の大きさに見入り記念の写真を写す人や触れる人も多い。
樹令は1,000年余といわれ高さ25m、胴回り15m。
(例祭)
例祭日には神社世話人等午前中より神殿を洗い清め拭き掃除飾付けをし、午後より祭典を執り行い、大楠の下で投餅を行うのである。
尚、『紀伊続風土記』には、那賀郡粉河荘粉河村の項に次の様に記載されている。
「○大神宮 社 面七尺 横五尺 拝殿 大門前にあり東毛村并に粉河村中北町の産土神なり境内楠の大樹あり周囲三丈五尺許」
当社は粉河寺大門の前に位置し主要道路に面し交通の便利さと危険さが相反しているので、参拝には注意を要する。
加へて駐車が多く、参道が塞がれる恐れが多発する。
昔は楠樹の枯穴に鳩が多く参拝者を楽しませたが近年1羽も見ることがない。
又粉河祭の山車の運転は(但し本祭前日まで)此の神社前より粉河駅前の間で行なわれるので附近一帯は眞に賑々しく晴れやかで夜半まで太鼓と鉦の音が絶えない。

写真情報

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