和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

和歌山県にある神社を総合的にご紹介【和歌山県神社庁】

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和歌山県の総合神社紹介【和歌山県神社庁】

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田殿丹生神社

田殿丹生神社 たどのにゅうじんじゃ

  • 嶋田 博文
  • 〒643-0851
    有田郡有田川町大字出335番地
  • 0737-52-2317
  • (主祭神)丹生都比売命(丹生大明神とも申し天照皇大神の御妹神)  大名草彦命(高野大明神とも申し丹生大明神の御子神)  (配祀神)天照皇大神 菊理姫命 國常立命  罔象女神 日根藤六命 豊玉姫命 猿田彦命  大物主命 大鷦鷯尊 菅原道真朝臣 姥明神  八柱御子神 天児屋根命 吉備大神  大穴牟遅命 大國主命 譽田別命 弁財天尊  倉稲魂命

夏瀬神社 吉備神社 春日神社

東山神社・水神社(田口) 豊玉神社・水神社(大谷) 里神社(大賀畑) 白山神社・妙見神社(船坂) 八幡神社(長谷) 天神社・常立神社・八王子神社(田角) 春日神社・吉備神社・許刀比羅神社(井口) 妙見神社(出) 王子神社・許刀比羅神社(上中島) 國主神社・吉備名方濱神社・水神社(長田) 常立神社・八幡神社・楠森神社・弁財天神社(尾中) 稲荷神社(角)

10月11日

粥占神事(1月15日) 夏祭奉納花火大会(7月10日) 輪越大祓式(7月31日) 三面神楽(10月11日) 

だんじり祭囃子(町指定文化財) 三面神楽(町指定文化財) 楠の巨木(町指定文化財) カンザブロウノキ群落(町指定文化財) 夏瀬の森(鎮守の杜 町指定文化財)

本殿(総欅造檜皮葺春日造 20屐 祝詞殿(木造銅板葺 43屐 拝殿(木造瓦葺 18屐 参集殿(木造瓦葺 300屐 儀式殿(木造瓦葺 78屐 社務所(木造瓦葺 28屐 御輿堂(木造瓦葺 15屐 神饌所(木造瓦葺 13屐 玉垣(回廊を兼ねる 木造銅板葺 120屐 夏瀬神社(木造銅板葺流造 15屐 吉備神社・春日神社(木造流造覆屋 各8屐

7,515屐ゞ内山林 54,000屐“地境内地4,480

有田郡有田川町(大賀畑・田口・大谷・井口・賢・田角・長谷・船坂・出・尾中・角・長田・上中島 以上一三地区)

丹生都比売命の御巡歴のあとは『丹生大明神告門』という古文書に「安梨締郡夏瀬の丹生に忌杖刺し給ひ」と明記されている。
「夏瀬の丹生」とは、当神社の社頭を指し、「忌杖刺し給ひ」とは、神地の四至に杖を刺して標識とし、ここを中心としてその地方を開拓されたという意味である。
大神は、この神地、夏瀬の森へ御神幸になり、ここを中心として農業を創始なされ、また、農業と共に水銀の開発にもお力を尽くされ、水銀文化の基礎を築かれた。
そして奈良、平安の両朝には、その産出は絶頂に達し、これを塗料や染料、薬用に用いたほか、黄金の精練や鍍金もおこなった。
大神の御遷行の後もその徳を慕いお祀り申し上げたのが当神社の起源である。
その後、特に神功皇后や応神天皇は深く大神を御尊崇なされ、この時代に(約1,600年前)当神社の社殿が立派に建立された。
その頃の夏瀬の森は、今よりはるか南の方にも拡がった広大な森で、社殿はこの森の中にあり、有田川もはるか南の方を流れていたが、平安朝の頃(約1,000年前)、数回の大洪水のためにその大部分が流失した。
現在の森はその北部の一角を残したものであり、社殿もこの頃、白山の麓にうつされ、現在に至っている。
境内に奉安している御神木は、その頃の大洪水で土中深く埋もれた楠であり、河川工事の際現われた由緒深いものである。
また、夏瀬神社の楠の巨木(町指定文化財)は、足利義満公が金閣寺を建立する際に、天井の一枚板に使うために切り倒した株から生えた、ひこばえだと言われている。
うっそうとした鎮守の杜は、前を流れる清き有田川、後ろに控える神奈備の円錐状の白山とともに、時の悠久を感じさせる静寂な雰囲気を作っている。
鳥羽天皇の御代(約900年前)、真言の僧、玄蔵上人が神社の東の神谷に七堂伽藍21坊を建て、神谷山最勝寺を開いた。
これは、弘法大師が天野の丹生都比売神社を氏神として、高野山の金剛峯寺を開いたのに倣ったもので、両部神道によって奉仕され、その後一時衰えかけたのを明恵上人によって再興せられたが、豊臣氏の頃(約400百年前)遂に最勝寺は破却せられ、それ以後は、再び唯一神道によって奉仕されている。
以前、丹生都比売命を田殿丹生神社にお祀りし、大名草彦命(高野大明神)を約2匆捨の高野社(井口)へお遷ししてお祀りしていた時期があったために、田殿丹生神社を上の宮、高野社を下の宮と言われているが、現在では、大名草彦命は、丹生都比売命とともに田殿丹生神社にお祀りされ、下の宮は跡地のみ残されている。
毎年秋の例祭(10月11日)には、上の宮と下の宮跡(御旅所)との間の御渡りの祭祀が行なわれ、大神は開拓の大業と御徳を崇め奉られ、産業発展(農業、工業、商業等)の神、開運の神、縁結の神として、深く信仰されている。

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