和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

和歌山県にある神社を総合的にご紹介【和歌山県神社庁】

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和歌山県の総合神社紹介【和歌山県神社庁】

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八上神社

八上神社 やかみじんじゃ

  • 眞鍋 哲男
  • 〒649-2101
    西牟婁郡上富田町岡1382番地
  • 0739-47-1741(社務所)
  • (主祭神)天照大御神 (配祀神)誉陀和気命 大年神 天忍穂耳命

八幡神社 田中神社 若宮神社 中島鎮守宮 若年神社 射矢谷鎮守宮 八上神社 御守神社 熊野神社 弁天神社

11月23日

岡の獅子舞 八上王子跡(県指定) 岡村文書 八上神社の社叢(町指定)

本殿(春日造 187,6屐 拝殿(入母屋造 16,5屐 幣殿(6,6屐 社務所(入母屋造 68,8屐

11,312

深見 元ノ尾 射矢ノ谷 中島 小郷 奥草 葛原

創立年代は詳でないが、院政期の記録後鳥羽院熊野御幸記にみえる「八上王子社」で、熊野参詣者に崇敬された歌人西行法師が「熊野へまゐりけるに八上の王子の花おもしろかりければ、社に書きつける」と題し、「待ちきつる八上の桜さきにけり 荒くおろすな三栖の山風」と詠んだ名高い王子社。
江戸時代も社名を八上王子社で、聖護院門跡の峯入行事の帰路、三栖で当社に向って誦経する習わしであったという。
明治元年の神仏分離の動きの中で、八上社と改称したが明治5年、現在の八上神社に定めた。
同6年4月、村社となる。
同41年11月、一村一社の神社合祀で岩田神社に合祀されたが、大正4年11月、分離し現在地(旧地)に復社。
大正5年12月、幣帛料供進社と会計法適用社に指定された。
(例祭)
八上神社は、熊野九十九王子の一つで、社殿の現存する数少ない王子社である。
祭りの準備は、宵宮の前日、午前中神社境内の清掃、午後より御幣製作に入る。
御幣は、御幣串という長さ6尺、1辺が1寸23分の白木の棒の先に5尺に切った安田紙の幣を16枚つけ、上部に日の丸の扇子1対をつけ、御幣を捧げ持つところを白紙で被う。
御幣は60数本奉納される。
宵宮祭は、午後1時、奉幣行事に参加する者一同が神社に詣で祓を受け幣を受領する。
後各町内の宿に幣を祭り祝宴を催す。
この席上、抽選により来年の宿を決める。
獅子舞は、早朝から門廻しといって、氏子各戸に舞を納め、午後8時より道中神楽を舞いながら9時頃神前にて奉納神楽を舞う。
午前8時、奉幣者は各町内会の宿に集まり祝宴を持ち、午前9時に農協支所前(御旅所)に獅子舞、当屋の人、奉幣者一同が集合し渡御に入る。
渡御の列は、雌雄の獅子が天狗・お多福に先導され、道中を先頭になって舞い進み、後ろに子供神輿が続き一番町内会は社名旗、二番町内会は日旗、三番町内会は月旗を持ち、行列を組み10時頃宮入りする。
この渡御の中に「おへいさん」(御幣さん)といって祭りの宿の人、常さし(先祖代々奉幣する家の人)、祈願する人達が捧持する御幣と「おばなち」が入る。
「おばなち」とは、白米の粉を水で練り、餅の形に大小2個を重ねた「おしとぎ」のことで、榊の葉の上に御洗米とこの神餅を尺余の檜膳に乗せる。
これに注連縄をかけこの膳を10才位までの女児の頭上にさしかける。
女児は「おばなち」又は「御幣の子」と呼ばれ美しく着飾り、頭には赤布の4つ折をいただき、その上に藁縄で作った「おばなち」の輪をのせ、この上に膳をのせ御幣さんと並んで渡御するのである。
宮入り後神前式執行、奉幣行事が執り行われるが、その間社前で湯立神事が行われ、巫女が笹で釜の湯を参拝者にふりかける。
式典終了後は、拝殿と大庭で里神楽、獅子神楽が奉納される。
獅子神楽は、舞奏曲の種目が豊富で県文化財に指定されている。
舞種目は、幣の舞、花の舞、剣の舞、寝獅子の舞、乱獅子の舞の5段からなり、各段に多種多様な演舞が組まれ、幣の天地一切の清浄祓から祈願成就、神霊を慰さめ国家安泰、五穀豊饒祈願へと舞い納め、獅子神楽の奉納と子供神輿に納められた投餅をもって祭典行事を終える。

写真情報

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