和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

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諏訪神社(南大居)

諏訪神社(南大居) すわじんじゃ

  • 〒649-5134
    東牟婁郡那智勝浦町大字南大居1447番地
  • 健御名方神

7月15日(15日の前の日曜日)

本殿(木造銅板葺 10㎡) 拝殿(木造瓦葺  33㎡) 鳥居(石造 1基) 狛犬(石造 1対) 灯篭(石造 11基) 手水石(1基)

570㎡

那智勝浦町南大居 井鹿

当社は、創建の由来は明らかでないが次の棟札があり、古き創建を物語っている。
(1)延宝4(1676)年11月吉日
(2)元禄13(1700)年11月1日
(3)安政7(1778年三3月吉日
(4)享和3(1803)年9月吉日
明治6年、村社に列格される。
例大祭には獅子舞が奉納せられ、農耕守護神として崇敬されている。
当社の鎮座する南大居は、太田川に支流井鹿川が合流する地に広がる大村である。
『続風土記』によれば、寛永18(1641)年北部に井鹿村を分村した。
大井村の家数119、石高232石余、免5ッ9分。
和歌山藩新宮領であった。
享保12(1727)年、太田川沿いの長井村内上長井に堰を設けて井溝を作り、当村の田を潤したという。
大井村から那智山に登る途中に夫婦松峠があるが、文化15(1818)年2月26日、当村の藤右衛門家に宿した野田泉光院は、『日本九峰修行日記』に、その峠にまつわる次のような伝えを記している。
「此所に変化の者三ヶ年に一度宛昼八つ時に出る、此時往来すれば白昼闇夜に成り何者の仕業とは知れず谷へ落とす、さすれば其人は即死す、寛政九(1797)年九月二十四日住吉兵衛と云ふ者、昼七つ時通り掛り谷に投げられ死したり、因て後世の為とて予が宿せし主人藤右衛門一字一石の法華経を書写し、此峠に埋め、塚を築き、同年十一月十八日衆僧を請し供養したりと云ふ 夫れよりして変化の事なし、石経の功徳挙げて言ふへからず」
『続風土記』には、社寺として大井村に小祠3社、玉尾山正寿寺(現臨済宗妙心寺派正宗寺)が記されている。
また、村の南東に御社の森の城と称する城跡のあることを記されているが、詳細は不明である。

写真情報

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