和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

和歌山県にある神社を総合的にご紹介【和歌山県神社庁】

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和歌山県の総合神社紹介【和歌山県神社庁】

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八坂神社(伊串)

八坂神社(伊串) やさかじんじゃ

  • 石田 保
  • 〒649-4124
    東牟婁郡串本町伊串166番地
  • 0735-72-0589(古座神社)
  • 素盞鳴神

八幡神社 春日神社 荒神社 重山遙拝所

7月第2日曜日

御まと神事(1月3日)

本殿(木造流造銅板葺 7,59屐 拝殿兼社務所(木造平屋建瓦葺 82,5屐 鳥居(木造 1基) 手水舎(石造手洗 1基) 石燈籠(2基)

166.5

古座町伊串地区

旧社格無格社。
創立年代由緒不詳なるも、神社のいい伝えによれば、元社掌峰山氏の祖先が当地に移住開拓の時、最も崇敬篤き守護神素盞鳴神を現在地に奉祀したのが当社の起原である。
年代不詳なるも700年以前と推定される。
明治10年7月八幡神社外3座(春日神社、戎神社、金刀比羅宮)を合併する、大正9年9月八坂神社鳥居改築、昭和5年8月八坂八幡神社改築、昭和36年拝殿改築、昭和55年八幡神社改築、昭和56年八坂神社鳥居改築とあるが、江戸時代天保年間に編纂された『紀伊続風土記』によれば、八坂神社の鎮座する古座町大字伊串は、潮埼荘伊串村にあたり、書中「伊串村」の条に村中の社寺を記しており「伊串神社村中にあり、祀神牛頭天王といふ、拝殿あり」と「衣比須社、浜辺にあり」とあり、伊串神社と衣比須社の2社を記している。
『和歌山県の地名』によると、伊串神社は現在八坂神社と称し、棟札には、天文17(1548)年の創祀とあることから、社伝の700年以前の創立と推定される。
伊串神社の祭神である牛頭天王の垂迹神は、素盞鳴尊とされ、疫病除けの守護神として全国各地で信仰された神で、『日本書紀』の一書に「暴虐により天から追放された素盞鳴尊は、子の五十猛命とともに新羅に降り、ソシモリ(韓語の牛頭の義で、韓国江原道春川郡牛頭山)にいたが、これを嫌って泥舟を作って日本に渡り、持って来た樹種を紀州に播いた」とあり、この神が新羅で牛頭山というところに居たことによると伝えられている。
京都市東山区祇園町に鎮座する八坂神社の御祭神で、この神社より勧請された八坂神社・八坂社・祇園社・天王社など、全国に約3,000社ある。
これらの神社は、江戸時代まで天王社・牛頭天王・祇園天神などと呼ばれていたが、明治初年の神仏分離の太政官布告により八坂神社・八坂社と改称されたところが多い。
これよりして、疫病除け、農村では病虫害除けの守護神として全国的に信仰を広めた牛頭天王(素盞鳴尊)を崇敬する守護神として勧請奉祀したもので、伊串神社は明治の世となって八坂神社と名称を変えたものであろう。
伊串村の村名の由来は、『紀伊続風土記』に「慶長検地帳に生死とあり其義詳ならず」とあり、『日本地名大辞典』には、「古く当地は湾入が深く、干潟を往来したと考えられ、江越と称され、転じて伊串となったと推定される」とある。
同じ『続風土記』には、家数46軒、人数197名、明治24年には戸数66軒、人数345人、昭和30年には世帯数112、人口613名、昭和60年には世帯数146、人口470名となっている。
昭和41年から重畳山の東斜面に果樹園が造成され、ミカン・ポンカンが栽培されるようになる。

写真情報

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