和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

和歌山県にある神社を総合的にご紹介【和歌山県神社庁】

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和歌山県の総合神社紹介【和歌山県神社庁】

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木葉神社

木葉神社 このはじんじゃ

  • 井谷 正守
  • 〒649-4112
    東牟婁郡串本町田原551番地
  • 0735-74-0470
  • (主祭神)花咲耶姫 (配祀神)誉田別命 大地主命 金山彦命 武内宿祢

八幡神社 金比羅神社 大地主神社 若宮神社

12月1日(12月第1日曜日)

日の出遥拝神事(12月第1日曜日) 湯立の儀 子守の神事

ねんねこ祭り(県指定) 檳榔樹(町指定) オガタマ(町指定)

本殿(社殿は無く御白州を積み木枠で囲い、その回りを石垣で囲っている 9屐 拝殿(20屐 社務所(20屐

4,997

串本町田原

当社は、古くから祢んねこの宮と申し、多くの人々に親しまれ、特に安産育児小児の難病に御霊験が厚いと伝えられている。
鎮座の歴史については、文明3(1471)年社殿が火災に羅り、殆どの記録を焼失したので御由緒を知ることが出来なくなった。
社名の「祢んねこの宮」の由来については、古文書に不寝児爲寝宮の字句がある。
この寝宮という言葉や、例祭の節に奉納する子守唄の「ねんねこ、ねんねこ、おろろんよ〜……」などの言葉から、祢んねこの宮と呼ばれるようになったものと考えられる。
何れにしても、子供のための宮を意味したもので、寝る児は肥るの古語にもあるように、良く眠らせ、良く肥らせる育児を願意とした御宮であると拝せられ、御霊験も別けて子供のことに験かであると伝えられている。
境内地の「檳榔樹」と「オガタマ」は、昭和49年3月1日町の文化財に指定される。
また、『日本地名辞典』(和歌山県)によると、神功皇后が三韓征伐から凱旋して田原の浜に上陸し、産気づき、当社の木の葉の上で安産したという伝承もある。
(例祭)
例祭「ねんねこ祭り」を行うに当り、11月中の「う」の日に、第一注連掛の祭典を行い、翌日より潮くみ神事を行う。
祭典日前日、精進入り宮ごもり、12月の第1日曜日午前6時より、日の出遥拝の渡行を行う。
続いて子守の神事、稲穂まき、獅子舞が奉納され、南紀の子供の祭りとして名高い。
当社の例祭「ねんねこ祭り」は、師走の祭典として和歌山県年中行事の中に入れられるほど有名である。
この「ねんねこ祭り」では、前夜から社務所で仮泊していた斎主・神官・祭典奉仕者たちが、夜が明けると神前に参入、祝詞奏上をすませ、日の出を拝むために行列して遥拝所へ向かう。
天蓋を持った若者を先頭に高張竿灯・潮桶を持つ婦人、それに次いで御飯持ちが続く。
御飯持ちは美しく盛装した少女で、御飯や榊の葉を納めた大きな丸桶を両手で支え、介添の婦人に支えられてゆっくり進む。
斎主の振る鈴に合わせて、150m程の道程を1時間余りかけて渡行する。
行列の後部には、笛・屋台太鼓・獅子ばやしが続く。
そのころ熊野灘に赤々と太陽が昇る。
宮司を先頭に行列して来た人々は礼拝をする。
宮司の祝詞は朗々と伝わってくる。
拝礼した人々は神前に帰り、神官の湯立の祓いを受け、前半の儀が終わる。
祭りの後半は子守神事で、拝殿で催される。
神前に供えていたゴザを取り、素朴な所作でおんぶした形をとり「ねんねこ、ねんねこ、おろろんよ〜……」と唄いながら回し、御幣持ちや少年によって繰り返される。
このあと枕のような形のものと、乳房のような形に作った米の包を神前から受けて同じような所作を行う。
その後「弓取神事」が行われ、祭典を終える。
その後、青年たちの獅子舞が行われる。
このように当社の「ねんねこ祭り」は、太陽崇拝・安産祈願・子育て祈願・五穀豊穣・大漁祈願等、混然一体をなした特色ある祭りである。

写真情報

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