和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

和歌山県にある神社を総合的にご紹介【和歌山県神社庁】

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和歌山県の総合神社紹介【和歌山県神社庁】

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東山神社

東山神社 ひがしやまじんじゃ

  • 石田 保
  • 〒649-4215
    東牟婁郡古座川町大桑78番地
  • 0735-72-0589(古座神社)
  • 天照大神 應神天皇 早玉男命 天兒屋根命 家都御子神

11月5日

本殿(木造錻の葺 13,2屐 社務所(木造錻の葺 6,6屐 鳥居(木造八幡鳥居)

1,270

大字大桑(大桑区)

應永4(1379)年9月創立。
当社の社伝によると「應永二年亥九月伊豆の国より伊東祐益、紀伊国熊野神社に詣で、それより溪山を閲歴し、海濱を巡視し、此の地に来り遂に閑居す、同年十一月五日住所を決し茅屋を構へ、田圃を開拓し桑の大樹ありたるにより地名を大桑と附し、同四年九月創立す、来着の日なる十一月五日を以て祭典日と定め例祭を行ふ」とある。
江戸時代天保年間に編纂された『紀伊続風土記』によると「應永年間伊藤左衛門といふもの當地に来り居住す其人の法号大桑浄圓といひしに因りて大桑を訓に呼びて大桑と名つけしとぞ」とある。
この伊藤左衛門が社伝でいう伊東祐益であろう。
地名の大桑については、社伝とはちがっているが、法号に大桑と名付けているところから、その居住するところに桑の大樹があり大桑の左衛門と呼ばれていたとも思われ、これが地名になったとも考えられる。
同じ『紀伊続風土記』に、村中にある寺院・福昌寺について「旧は福昌菴といひしに後寺号となる、古き位牌あり、表に當寺開基福昌院大桑淨圓大居士、背に宝徳三(1451)年末七月九日俗名左衛門、是村民嘉左衛門の先祖にして應永年中當所に来るといひ傳ふれとも其系図等絶にて詳にするに由なし」とあり、伊藤左衛門は大桑村の福昌寺を創建している。
また、『紀伊続風土記』に大桑村の氏神社として春日社を記しており「村端にあり一村の産土神なり社三杜あり旧は五社ありしといふ」とある。
この春日社も社伝により、伊藤左衛門が創建したものである。
『東牟婁郡誌』所収の明治元年調神社の内に大桑村の神社がしるされており、杜名は東山社とある。
明治になって社名が春日社より東山社と変更になったものと思われる。
大桑は、古座川支流小川中流の山間部に位置し、地名は前述の通り、江戸期〜明治22年の間は大桑村と称し、『続風土記』によれば、田畑高35石余、家数12軒、人数52人とある。
谷間にわずかに水田はあるが、専ら木材・薪炭の生産・搬出に依拠してきた山村。
明治6年に戸数13、人数63人、明治22年に小川村の大字となる。
昭和31年から古座川町の大字となり、昭和30年には世帯数13、人数74人と人口は少しづつ増加していたが過疎化が進み、耕地はすべて山林にもどり、昭和60年には2世帯、人口3名のみとなる。

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