和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

和歌山県にある神社を総合的にご紹介【和歌山県神社庁】

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和歌山県の総合神社紹介【和歌山県神社庁】

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神玉神社

神玉神社 かみたまじんじゃ

  • 井谷 正守
  • 〒649-4211
    東牟婁郡古座川町小森川411番地
  • 0735-74-0470(木葉神社)
  • 天児屋根命 諏訪大神

12月5日

鯛釣り神事 鳥追い神事 芋あらい神事 柿の種神事 湯立神事

本殿(木造 2,63屐

515屐〇確495

古座川町小森川(旧小川村)

古来、成見川草木屋に鎮座していたのを寛永7(1630)年に奥番栗栖に移転創立する。
当時の村名篭川村とある。
享保20(1736)年、寛政12(1800)年、文化8(1811)年、明治6年に御修理される。
ここは落人の里ではないかといわれるが、はっきりしたことはわからない。
もともと成見川のもっと上流にあったが、ここへ引越してくる時半分は色川村樫原へ行ったそうである。
その色川村樫原へ行った人も、今もこの神社へ来て一緒に祭をすることがある。
また、古座川の秘境といわれる当社では、郷愁を誘う例祭が行なわれ、小森川の氏子のほか色川樫原の人、新宮などへ移住した人達の参列者も多く見られる。
更に、当社では以下の特殊神事も行われている。
(湯立神事)
急ごしらえのかまどに火がつけられ、グラグラ煮立った湯の中へお祓いをするための笹を入れてかき回し、神職が氏子達に笹についた熱湯をかぶせる神事。
(鯛釣り神事)
境内に座った氏子達は、桧材で出来た皿に盛って神前に供えてあったつるし柿・餅・赤飯のうち、柿を食べて種を残し、その他のものは紙に包み皿を空にしておく。
古座の海から汲んできた海水を竹筒に入れ、藻が供えられた社殿は厳かな雰囲気が漂っている。
祭り当番が釣り竿を持って「きょうは、鯛釣りに来ました」「釣った、釣った」「鯛に釣りきられた」と、氏子の前に置かれている空の皿を鯛にみたて、腰につけている籠に入れる。
これを数えて「3×9(さんく)27匹釣った。
大漁、大漁」という神事。
(芋あらい神事)
鯛釣り神事のあと「芋を洗います」と、先ほどの空皿を芋にみたて、上下に動かし芋洗いの真似をする神事。
(鳥追い神事)
祭り当番が神事の弓矢を手に「鳥をうちに来ました」と3本の矢のうち2本を射て、1本を氏子に頂ける神事。
(柿の種神事)
神職を先頭に氏子たちが境内を3回まわり、残しておいた柿の種を境内の外へ投げ、サルを追っはらう神事。
以上の神事を順次行って祭典を終えるが、桧材の皿に盛られたつるし柿・餅・赤飯は何を意味しているのか、山深い小森川でなぜ「鯛」なのか意味は不詳である。
また、小森川ではシダを敷いてはいけないと言ういい伝えがある。
これは、芋を洗っていたおばあさんの目の前に飛んで来た鳥が川の真中の石に止まり、シダを敷いた籠を差しだしたところ、この上に止り「かしこい鳥だ、もしかしたら神様の使いなのかも」ということから、シダを神聖なものとしてあがめられている為である。

写真情報

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