和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

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和歌山県の総合神社紹介【和歌山県神社庁】

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雷公神社

雷公神社 なるかみじんじゃ

  • 深美 芳治
  • 〒649-3631
    東牟婁郡串本町樫野1037番地
  • 0735-66-0626(有田神社)
  • (主祭神)五十猛命 (配祀神)誉田別命 事代主命

八幡神社 蛭子神社

10月9日

雷公神社御的祭(町指定)

本殿(神明造 16,5屐 社務所(87,6屐法 拝殿(入母屋造 87,6屐

1.125

須江 樫野

当社の創建年代は不詳であるが、勧請に嘉承2(1107)年(『大竜寺過去帳』)、嘉永2(1849)年(『神社神明帳』)の両説がある。
江戸時代の社名を鳴神明神社といい、須江・樫野両浦の産土神として崇敬されていた。
明治初(1868)年、社名を雷公神社と改称する。
同6年4月、村社となる。
同45年2月、村内の小社(浜須賀の蛭子神社)を合祀して境内社となる。
大正元年9月、幣帛料供進社に指定される。
同3年2月、会計法適用社にも指定される。
(例祭)
「ここは串本、向いは大島」と串本節にうたわれている樫野の産土神である当社の祭典は、宵宮に行われる火祭りの起源は古く、昔鎮座地の下の雷公の浜に神様が流れつき、寺の住職が松明を持ってお迎えに行き、神社にお祭りしたことからと伝承されている。
樫野では、この火祭のことを走って参ることから「走り参り」といい、島の若者達のほとんどが走り参りを経験し、海上の安全また豊漁などを祈願するという。
祭礼日は10月9日であるが、年頭の1月4日に樫野、須江の2地区から祭番(祭典の手伝いをする人)13人が輪番によって選ばれる。
走り参りに参加する者は年毎に人数が異なるが、中学生から40才位までの男子で、4mもの大松明を振りかざしながら走って参拝するので体力を要求されるようであるが、毎年50名から60名位の参加者があるという。
松明は4m位の長さに切って乾かして、竹を15本位一束ねにし、参加者の数を作り祈祷後当宿(会館)へ届ける。
宵宮の日は、午前5時から宮司宅で祭番6人が神饌用の甘酒3斗と「桝形」造りに奉仕する。
「桝形」とは、餅米1斗をむし、厚さ1僂某ばしたのを8僂麟討侶舛膨翰したもので、約350個が造られ神饌とされる。
「宵詣り」一般の人々は、各自松明に火を点じて宮詣りをする。
宵宮祭は、午後7時より宮総代をはじめ祭関係者等が参列して斎行する。
午後10時、神前で火祭り祈祷後、境内に配置された大松明3本に点火される。
この松明1本を火移し、役の青年が当宿に持ち帰り、走り参り参加者の持つ松明に点火される。
全員に点火されると、迎え火を先頭に列をなし、各人大声で「参るぞ」と叫びながら松明を左右に揃って振りかざして走る。
神社では祭番3名が撤饌したお神酒を松明奉納者に授与する。
走り参りの神役達は本殿詣での後、帰りは「参ったぞ」と大声で叫びながら松明を振りかざしまた走って帰る。
途中、菩堤寺に参り、当宿にて解散となり自宅に帰る。
短くなった松明は、翌年まで自宅に置く。
祭典の斎行は宮司が中心になり、これに須江樫野両区、及び各3名の氏子総代及び宮番が、祭礼の世話をすることになっている。
午前9時、獅子舞を先頭に子供神輿が宮入りをし、例祭式典が斎行される。
神前の儀式の一つとして招待者に神酒・甘酒・桝形・こなますを饗する。
「こまなす」は、神前に供物の「掛の魚」と、お寺から献じられた菜っ葉を混ぜ合わせ、橙の酢を注ぎ作った「酢の物」である。

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